ネットフリックスのオリジナルドラマ、13の理由シーズン1は最高、シーズン2は蛇足…というかシーズン1

13の理由、シーズン1は
ハンナ・ベイカーが自殺した13の理由を
テープで語っていく構成。
13の理由1つ1つがだんだんと深刻さを増して語られていく。

そして、これ高校生の話なんだけど、視聴制限がかかっていて高校生は見られないっぽい※
と思っていたけど当初は見られたみたい。

高校生として見ていたら、感受性が強すぎて、辛いかもしれない。大人になった今、高校生の時のことを思い出すと、ああ、こういう感じ、こういう感じ、と思う。思慮の浅さとかも今見て、おい!って思う失敗、自分もやったな…と思う。
高校生の時はもう大人みたいなつもりで本人生きているんだけど、本当未熟なんだよね~~~。情報も少ないし。助けてくれる大人がいたらなあ、と思う。いてほしかった。でもどうだったら助けを求められただろうか、とも思う。

親の立場で見ても、苦しい。親が役に立たな過ぎて。
あるいは、親自身はうまくやっているつもりでも全くうまく行ってなくて。
一応息子の意思を確認しているって体だけど、
その関係性、実際の行動からすると、本当に口だけになってしまっていて
何の力も持たない。
でも言葉でその無力さを説明するのは、親にそんなことは口だけになっていて、何の意味もなくなっているよ、とわかってもらうには、本当、困難だろうなということがわかる。
(私も同様のタイプだからホントよくわかる)

ドラマ化に6年もかかったというだけあって、シーズン1の脚本は秀逸。ただ、途中でシーズン2に引っ張る為の引きは不自然。
でもそれをなかったものとして見ると本当に素晴らしい構成のドラマ。
そして、シーズン2はこのドラマを見て、ファンになった人のためのもの。
シーズン1のハンナは最終的に自殺してしまう、そこに追い込まれていく過程を追体験するドラマなのでどうしても暗い。しかも後のエピソードになればなるほど悲しい。
ハンナ、こんなに美人で可愛くて繊細なのに…
ちょっとは良い思いをしてくれよ…という気持ちはシーズン2で満たされる。
あとは深読み魂かな。
シーズン1で完璧に着地している物語を、膨らませるとしたらどこか?という制作陣と同じ気持ちになって、完璧なプロットのそれでもここに不可解な点が!というところを突いて膨らませる。ここでシーズン2に引っ張る為のヒキがすごく生きてくるのよ。
そしてシーズン2では引き続き社会問題を扱っていく。
訴訟に関してとかは統計を取り入れているので、ストーリーに対する批判はそのまま現実に対する批判になる。この世の中は、不完全で、理不尽だよね!

このドラマはネット時代の新しい作り方をしていると思う。シーズン1でしっかりとファンをつかみ、後はファンとコミュニティを作ってワイワイやっていく。シーズン1はいつでも見られるから、ファンがファンを呼んでコミュニティがだんだん大きくなっていく。
最初からそういう構造を狙ってシーズン1を作っているから、他のドラマとは比べ物にならない完成度を追求できる。
ネットフリックスが独立系でサブスクリプション系動画サービスでNo.1なのもこういった戦略ありきだと思う。そしてしっかりお金をかけてきてる。
ってわけでとにかく、ネットフリックスの13の理由はいいぞ!ってことで。